バドミントン 山口が約3カ月半ぶり復帰戦へ 五輪イヤー初戦へ出発 昨年9月に右足負傷

 バドミントン女子で21年東京五輪代表の山口茜(再春館製薬所)が5日、羽田空港で取材に応じた。昨年9月のアジア大会(杭州)で、右足を負傷。約3カ月半ぶりの復帰戦としてマレーシア・オープン(9~14日、クアラルンプール)に臨む。「けがなくやっていきたい。周りの人に元気を届けられるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 実戦は積めていないが、回復は順調。東京都北区のナショナルトレーニングセンター(NTC)でリハビリに励み、12月上旬にコート内で練習を再開した。痛みはないが、実戦から遠ざかっていたこともあり、違和感は残る状態だという。

 現在世界ランキングは3位。パリ五輪ではメダル獲得の期待もかかる。五輪イヤーの抱負を色紙に「楽しみ尽くす」としたためた山口。「常に楽しむと口にしているので。去年は試合ができなくてつまらないというか、試合をしていて感じる楽しさのほうが大きい。去年以上にたくさん試合ができるように頑張りたい」と力を込めた。

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