桐蔭学園“春冬2冠”へ 大阪出身SO萩井「自分の中ではホーム」 全国高校ラグビー7日決勝
全国高校ラグビーの決勝(7日、花園)を前に、2大会連続8度目の優勝を狙う東福岡(福岡)と、3大会ぶり4度目の優勝で選抜大会との“春冬2冠”を目指す桐蔭学園(神奈川)が6日、神戸市内でそれぞれ最終調整を行った。両校の決勝での対決は、引き分けで両校優勝となった第90回以来、13年ぶり3度目となる。
桐蔭学園は入念にアップを行い、ラックの練習やラインアウトの確認などで大舞台に備えた。大阪出身のSO萩井耀司(3年)は「緊張しているが、半面楽しみ。司令塔としてチームを勝たせたい」と意気込んだ。“地元”花園での試合は家族、友人の応援が力になっており「自分の中ではアウェーではなくホームという感じ」と自信。歓声を背に、2連覇した100回大会以来4度目の優勝をつかみ取る。