桐蔭学園が3大会ぶり4度目のV 春冬制覇を達成 東福岡に8-5

 3大会ぶり4度目の優勝を決め、歓喜の桐蔭学園フィフティーン
 前半、トライを決め喜ぶ桐蔭学園フィフティーン(撮影・石井剣太郎)
 3大会ぶり4度目の優勝を決め、歓喜の桐蔭学園フィフティーン
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 「全国高校ラグビー・決勝、桐蔭学園8-5東福岡」(7日、花園ラグビー場)

 桐蔭学園(神奈川)が8-5で勝ち、2年連続8度目の優勝を目指した東福岡(福岡)を破り、3大会ぶり4度目の優勝を決めた。同じ組み合わせだった春の全国選抜大会の決勝に続き、再び東福岡を破り春冬制覇を達成した。

 桐蔭学園はフォワードとバックスが一体となって、ボールをキープしながらアタックを続け主導権をつかんだ。前半13分、相手の反則で得た正面約30メートルのPGをFB吉田晃己(3年)が決めて3-0と先制。その後も東福岡にチャンスを与えず、後半25分に東福岡のハンドリングミスでこぼれたボールを拾ったWTB田中健想(3年)が、そのまま右中間に飛び込んでトライを奪い、前半を8-0とリードして折り返した。

 後半に入って何とか反撃したい東福岡は何度か攻め込むも、桐蔭学園の堅いディフェンスをなかなか崩せない。しかし、16分に右サイドへ展開して最後はCTB神(こう)拓実(3年)が右隅へトライ。5-8と3点差に迫った。

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