鍵山優真が初V 貫禄35点差圧勝 世界選手権用新構成に手応え

 「日本学生氷上競技選手権」(7日、ALSOKぐんまアイスアリーナ)

 フィギュアスケート男子の2022年北京五輪銀メダリストで、SP首位の鍵山優真(20)=中京大=がフリーも1位の188・86点、合計283・00点で初優勝した。3月の世界選手権(モントリオール)に向けた新構成に挑戦し、大技4回転フリップは失敗したが、貫禄を見せつけて2位に約35点差をつけた圧勝だった。

 世界選手権に向けた“秘策”4回転フリップは1回転に。「跳ばなきゃという気持ちが強すぎた」と苦笑いだったが「修正できれば。今後もこの構成で」と前向きだった。

 8日に成人の日を迎える20歳。成人式には出席できないが、初の世界王者戴冠へ「世界選手権では300点、ノーミスを目指して。五輪のようなパーフェクトな演技をしたい」と誓った。

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