大相撲 照ノ富士が稽古総見で貴景勝、霧島らと13番 初場所へ意欲も八角理事長「もう少し時間がほしいねえ」

 大相撲初場所(14日初日、両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)の稽古総見が9日、同国技館内の相撲教習所で行われた。

 腰のケガで3場所連続休場中の横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)は、貴景勝、霧島の両大関と関脇大栄翔を相手に相撲を13番とった。5~6番とったあたりから息が上がり始め、大きく肩で息をする場面が目立った。貴景勝には6勝2敗。霧島には2勝、大栄翔には2勝1敗だった。

 3人と稽古した狙いを「動きを試すという意味でやりました」と説明。現在の状態とここまでの調整については「いい感じだと思う。見ての通り。できることをやっているだけ悪い流れはない」と手応えを口にした。初場所出場へも「そのつもりでいます」と変わらず意欲を示した。

 ただ、稽古を見守った八角理事長(元横綱北勝海)は「もう少し時間がほしいねえ。やっていると自信がついてくるか」と不安視。「場所で動かれたらどうなるのか。本場所はまた違うからね」としたうえで「序盤を乗り切れば大丈夫だと思う」とキーポイントを挙げた。

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