大相撲 貴景勝 首に不安も照ノ富士と8番「横綱と稽古できたのはプラスになる」 横綱昇進への意欲は「もちろん」

 大相撲初場所(14日初日、両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)の稽古総見が9日、同国技館内の相撲教習所で行われ、大関貴景勝(常盤山)は横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)と相撲を8番とった。2勝6敗で、勝った2番は押し出した。

 首に不安を抱えており、6、7日に行われた二所ノ関一門の連合稽古を欠席。師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)は「基礎(運動)しかやっていない」と話していた。

 この日は、照ノ富士にしっかりとぶつかり「やっぱり横綱と稽古できたのはプラスになると思う。自分より上の番付なので、精いっぱい当たっていこうと。肌で感じられたのが一番よかった」と上積みがあった様子。首の状態については「今のところ終わった感じは、いつも通り」と話した。

 九州場所は9勝6敗。綱とりは振り出しに戻った。初場所に向けては「いかに今一番いい状態でやれるかというのは毎日考えて。いい時も悪い時もあるけど、自分の最大限いいものを持っていく。その過程が大事」と、日々ベストを尽くす重要性を強調。横綱昇進への意欲も「もちろん。最後の番付がある以上は一生懸命目指していかないといけない。集中してやっていきたい」とあらためて口にした。

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