照ノ富士 貴景勝らと手応えの13番 初場所出場意欲、八角理事長「序盤を乗り切れば大丈夫だと思う」

 「大相撲初場所」(14日初日、両国国技館)

 横綱審議委員会(横審)の稽古総見が9日、国技館内の相撲教習所で行われ、腰のケガで3場所連続休場中の横綱照ノ富士(32)=伊勢ケ浜=は、大関貴景勝らと相撲を13番とった。

 貴景勝には6勝2敗、大関霧島には2勝、関脇大栄翔には2勝1敗。5~6番で息が上がり始め、肩で息をする場面が目立った。3人と稽古した狙いを「動きを試すという意味」と説明。現状については「悪い流れはない」と手応えを口にし、出場にも「そのつもりでいる」と変わらず意欲を示した。

 稽古を見守った八角理事長(元横綱北勝海)は「もう少し時間がほしいねえ。自信がついてくるか」と心配顔。「序盤を乗り切れば大丈夫だと思う」とポイントを挙げた。

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