引退会見の本田真凜 浅田真央さんの言葉に感謝「逃げずに頑張ってこられたのは偉いこと」
フィギュアスケート女子で16年世界ジュニア女王の本田真凜(22)=JAL=が11日、都内で引退会見を行った。
本田は真っ白のスーツ、ピンヒールで登壇。「今シーズンをもちまして選手生活を終えるという決断をいたしました。まずはこれまでたくさんの方に応援してもらえたこと、本当に本当にありがとうございました」と、感謝を伝えた。
引退を相談した人やかけられた言葉で印象に残っているものを問われ、フィギュアスケートの大先輩、浅田真央さんの名前を挙げた。「たくさんの方にありがたい言葉いただいたが、憧れの女性の浅田真央さんにお話をさせていただく機会があって。最後のシーズンとお伝えしたとき、何かを察して、連絡しないときでも心に響く素敵な言葉をかけてくれて、そういう部分も含めて素晴らしい女性だなと思う。一番は、真央さんかなと思います。まずは終わったときに、落ち込んでいるとき、メッセージをくださって、一言一句間違えないくらい覚えていますが、それは秘密にしておきたいが、逃げずに頑張ってこられたのは偉いことなんだよ、新しいスタートも胸を張って進んだらいいよと、一部ですがかけてもらった」と振り返った。
◇本田真凜(ほんだ・まりん)2001年8月21日、京都市出身。5人きょうだいの3番目として生まれ、2歳でスケートを始めた。16年の世界ジュニア選手権で初出場初優勝、17年同大会は銀メダルを獲得した。16年全日本選手権はシニア勢に食い込み4位。今夏の「ワンピース・オン・アイス」ではネフェルタリ・ビビ役を務めた。世界王者の宇野昌磨と交際中。趣味はカメラ。161センチ。