青学大の箱根駅伝V報告会に観衆500人 原監督が一般学生にも熱弁「皆さんも『負けてたまるか』という思いで頑張って」

 優勝報告を行った青学大(前列左から)宇田川瞬矢、塩出翔太、野村昭夢、佐藤一世、黒田朝日、志貴勇斗、原晋監督(後列左から)平松享祐、田中悠登、白石将隆、松並昂勢(撮影・金田祐二)
 原晋監督のはからいであいさつするアナウンサー志望の青学大・田中悠登(中)(撮影・金田祐二)
 箱根駅伝の優勝報告を終え集まった観衆にポーズをきめる青学大・原晋監督(右)と志貴勇斗主将(撮影・金田祐二)
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 今月2、3日に行われた第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の総合優勝を果たした青学大が11日、東京都渋谷区の青山キャンパスで学内向けの優勝報告会を行った。一般学生を中心に約500人の観衆が集まった中、原晋監督(56)は「学院創立150周年、監督就任20年、そして箱根駅伝100回大会で優勝できた。原監督は持っていると思いませんか?」と笑いを誘いながら報告。12月上旬のインフルエンザ集団感染など逆境の中で「負けてたまるか!大作戦」を掲げて遂行しただけに、「高校生は受検、大学生は就職や進級試験などいろんな不安があるとは思いますが、皆さんもこれからの人生、“負けてたまるか!”というような思いで頑張っていただければと思います」と学生たちに熱弁を振るった。

 大会前は「駒大1強」とさえいわれた下馬評の中、本命のライバルに6分35秒もの差をつけ、10時間41分25秒という大会新記録で王座を奪還した。さらなる連覇も見据える指揮官は「我々はここで満足はしてません。来年以降、今度は10時間40分を切る10時間30分台の高速レースに持ち込んでいきたいと思っています」と、新時代を高らかに宣言した。

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