青学大 アナウンサー志望の田中悠登、原監督がTV局に猛プッシュ「ぜひ採用を早めに」“幻の8区”も箱根駅伝V報告会で異例の公開PR

 原晋監督のはからいであいさつするアナウンサー志望の青学大・田中悠登(中)(撮影・金田祐二)
 優勝報告を行った青学大(前列左から)宇田川瞬矢、塩出翔太、野村昭夢、佐藤一世、黒田朝日、志貴勇斗、原晋監督(後列左から)平松享祐、田中悠登、白石将隆、松並昂勢(撮影・金田祐二)
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 今月2、3日に行われた第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の総合優勝を果たした青学大が11日、東京都渋谷区の青山キャンパスで学内向けの優勝報告会を行い、集まった学生ら約500人の前でトロフィーを披露した。8区にエントリーしていた田中悠登(3年)は、脚のけがのため無念の当日変更となったが、来春の卒業後はアナウンサーを志望しており、原晋監督(56)は「就職活動がパツパツで、陸上競技にも支障が出ますので、全国のテレビ局の皆さん、ぜひ採用を早めにしていただければ私も助かります。よろしくお願いします」と猛プッシュした。

 報告会では出走したメンバーがマイクを持ってあいさつしたが、指揮官から「どうしてもしゃべりたい人がいる。アナウンサー志望の田中君です」と急きょ水を向けられ、マイクを握った。

 2年だった前回は8区で出走したものの、今回は“幻の8区”となってしまった田中は「12月30日まで痛みをこらえながら頑張ったが、走れない状況で当日変更になった。でも出走した10人が素晴らしい走りで大手町に帰ってきてくれた」と感謝しつつ、「正直なところ、(仲間が)快走すればするほど補欠は悔しい思いが出てくる」と吐露。「10人以外は悔しい、うらやましいなという思いで箱根駅伝を終えた。また今年1年、その思いを忘れず、全員頑張ってくれると思う」と話し、「なんで(出てない)僕がしゃべってるのかわからないですが、また応援よろしくお願いします」とアドリブながら流ちょうに締めくくった。

 自身のSNSでは「中町二丁目ニュース」と題し、ニュース原稿を読む動画を投稿している。ラストイヤーとなる来年の箱根駅伝に向けては「アナウンサー内定を決めて走りたい。日本一速いアナウンサーになりたい」と力を込めた。

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