照ノ富士 初場所出る 師匠の伊勢ケ浜親方明言「本人がやると言っている」

 「大相撲初場所」(14日初日、両国国技館)

 腰痛などで3場所連続休場中だった横綱照ノ富士(32)=伊勢ケ浜=が初場所に出場することになった。11日、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が「出ることになっている。本人がやると言っている」と明言した。

 照ノ富士は今月に入って出稽古などで積極的に調整。9日の横綱審議委員会の稽古総見でも、大関貴景勝らと相撲を13番とった。伊勢ケ浜親方は「本人は『調子はいい』と言っている。(総見に)行った後に手応えがあったみたい」と説明。師弟で話し合い、最終的には10日に出場を決断した。昨年の九州場所前と比べ「その時よりはいい」とした。

 一方で「稽古の量は足りていない」と不安も吐露。「やってみないとわからない状態。長い相撲をどこまでとれるか」とスタミナ面などを懸念した。照ノ富士が昨年皆勤したのは、両膝手術明けで復活優勝を飾った夏場所のみ。3場所ぶりの土俵で、優勝争いの責任を果たせるか。満身創痍(そうい)の横綱に、厳しい戦いが待っている。

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