石川佳純さん「おいしいもの食べてちょっと太った」引退後初の年末年始を謳歌 パリ五輪代表争いの後輩にエールも
卓球女子の五輪3大会連続メダリストで昨年5月に引退した石川佳純さん(30)が12日、都内で行われた「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式に出席し、特別功労賞を受賞した。「23年間の選手生活だったが、最後まで思い切りプレーすることができた。たくさんの方に支えていただき、充実した選手生活になった」と感謝を込めた。
現役生活を終えてから初めての年末年始を謳歌(おうか)した様子で、「(コンディションを気にせず)おいしいものをたくさん食べることができるようになったので、年末年始はおいしいものをたくさん食べて、ちょっと太っちゃったんですけど」と笑いながら告白。現在はライフワークとなっている「石川佳純47都道府県サンクスツアー」で全国を回りながら卓球教室を開くなど精力的に活動しており、「充実した日々を過ごしています」と報告した。
また、パリ五輪に向けては、平野美宇(23)と伊藤美誠(23)が残り1枠の女子シングルス代表切符を懸けて僅差で争っている。今月23日開幕の全日本選手権(東京体育館)が選考ラストマッチとなるが、共闘してきた後輩達に向けて「本当に狭き門であり、厳しい戦いではあるが、選手全員が悔いのないように、やり切ったと思えるようなプレーをしてほしい。(誰に決まっても)パリでの日本代表選手を心から応援したい」とエールを送った。