ラグビー大学選手権・帝京大が3連覇で12度目V 約1時間中断の雪の国立で明大に完勝 江良主将「140人全員でたどり着いた」

 前半、トライを決め、喜ぶ帝京大・江良(右)
 胴上げされる帝京大・相馬監督(撮影・佐々木彰尚)
 3連覇で12度目の優勝を決めて喜ぶ帝京大フィフティーン(撮影・佐々木彰尚)
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 「ラグビー・全国大学選手権・決勝、帝京大34-15明大」(13日、国立競技場)

 帝京大(関東対抗戦1位)が3大会連続12度目の優勝を決めた。試合後半には雪も舞う中、明大(同2位)に19点差で完勝した。

 序盤から攻めた。前半3分に敵陣の22メートルライン付近から左サイドに展開。ボールを受け取ったWTB高本とむ(4年)が3人をかわして先制トライ(G成功)。ただ、その後に悪天候に変わり、みぞれや落雷などの影響で前半23分の時点で約1時間の中断となった。

 それでも、中断から再開の4分後にモールからフッカー江良颯(4年)がトライ(G成功)を奪った。ただ、前半終了間際に連続トライを許し、14-12で折り返した。

 後半はFB山口泰輝(4年)が連続PGを沈めて20-12と点差を離した。同20分にはCTB戒田慶都(4年)がトライなど得点を重ねた。守備でも後半は相手をノートライに抑えて勝ちきった。

 帝京大は昨同様に対抗戦も7戦全勝で終え、明大に対して昨年11月の対戦で43-11で勝利。2大会前の決勝でも27-14と勝っており、リベンジを狙う相手を返り討ちにした。

 江良主将は「この140人全員でたどり着きました。仲間がいたから1年間戦えた。本当に感謝、誇りに思います」と語り、「みなの想いを背負って戦って、このチームで日本一になれてうれしい」と感慨に浸った。

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