元関脇若隆景が新年白星スタート 関取復帰へ「目の前の一番に集中」

 押し出しで嘉陽(左)を破る若隆景(撮影・持木克友)
 嘉陽(手前)を押し出しで破った若隆景(撮影・開出牧)
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 「大相撲初場所・初日」(14日、両国国技館)

 元関脇で西幕下筆頭の若隆景(荒汐)が嘉陽(二所ノ関)を下して、新年最初の一番を白星で飾った。一度は押し込まれたが、右下手を引いて反撃。最後は横に逃げる相手を左のど輪で押し倒した。「流れはよくなかった」と反省しつつ「とりあえず1番勝った。次に向けて集中していきたい」と気を引き締めた。

 昨年4月に右ひざの手術を受け、4場所連続休場から復帰2場所目。先場所は5勝2敗だった。これまで黒いサポーターを付けて土俵に上がっていたが、この日はテーピングのみ。可動域が広くなり動きのよさを実感しているようで、「先場所より状態はいい」とうなずいた。

 新関脇Vを果たし、その地位を7場所守った実力者。「関取復帰を目指して、まずは目の前の一番に集中して一歩一歩いきたい」と返り咲きを誓った。

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