羽生結弦さん 1・17に被災地への思い記す「祈り続けていきます」
フィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦さんが17日、公式インスタグラムを更新。阪神・淡路大震災の発生から29年を迎えた1月17日に、被災者への思いをつづった。
羽生さんは「1月17日。僕にとって、生まれてから約1カ月のことでした」と切り出し、「記憶もなく、当事者でない僕は、祈ることしかできません。それもおこがましいことかもしれません」と言葉を選びながら、被災地へ思いを寄せた。
氷上で演じる自身の写真とともに、「阪神淡路大震災。東日本大震災。そして、能登半島地震。どんな傷も、傷跡も、記憶からも記録からも消えないように。でも、浄化されますように。そして今もなお、抱えている方に、抱え続けたい方に、抱えなきゃいけない方に、少しでも、寄り添えていけますように。祈り続けていきます」と記した。