競泳 入江陵介が国内大会黒星 若手台頭歓迎も「負けるのは悔しい」

 優勝した松山陸(左)を祝う2位の入江陵介(撮影・吉澤敬太)
 男子100背泳ぎ予選で力泳する入江陵介(撮影・吉澤敬太)
 男子100背泳ぎ予選で力泳する入江陵介(撮影・吉澤敬太)
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 「競泳・北島康介杯」(19日、東京アクアティクスセンター)

 男子100メートル背泳ぎ決勝が行われた。21年東京五輪代表の入江陵介(イトマン東進)が、松山陸(22)=銀座千疋屋=に敗れて2位。タイムは54秒25だった。

 年末年始に合宿やトレーニングを積み、タイムを狙うのではなく、強化状況の確認として今レースに出場。かねて若手の台頭を待ち望んでいたが、久しぶりに国内大会で黒星を喫し「うれしいけど、負けるのは悔しい」と複雑な表情で振り返った。

 24年パリ五輪の代表選考会(東京アクアティクスセンター)は3月17日開幕。日本競泳会最多5度目の出場がかかる。今後は準高地の長野県東御市にあるプールで合宿を行う予定だ。派遣標準タイム53秒21を突破し、2位以上が五輪切符獲得の条件。「現状厳しい。1秒も上げないといけない。やるべきことを尽くしていかないといけない」と危機感をにじませた。

 松山は自己ベストを更新する53秒84で泳いだ。

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