2024.01.20

松山陸　１００背泳ぎＶ　憧れの入江に勝利！パリ五輪選考会で「５２秒台」狙う

表彰台で笑顔を見せる（左から）２位・入江陵介、１位・松山陸、３位・川本武史（撮影・吉澤敬太）

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　「競泳・北島康介杯」（１９日、東京アクアティクスセンター）

　男子１００メートル背泳ぎ決勝で松山陸（２２）＝銀座千疋屋＝が５３秒８４で優勝した。東京五輪代表の入江陵介（イトマン東進）は５４秒２５で２位だった。

　松山は前半５０メートルを２位で折り返すと、どんどん速度を上げて自己ベストでフィニッシュ。幼少期に入江著書の本で読書感想文を書いたほど憧れた存在に勝利し「すごいうれしい」と笑顔をはじけさせた。２４年パリ五輪出場には選考会（３月、東京アクアティクスセンター）で派遣タイム（５３秒２１）を突破し、２位以上に入る必要がある。「５２秒台に乗せられるように頑張りたい」と力を込めた。