「大相撲初場所・７日目」（２０日、両国国技館）

　大関霧島と北勝富士の一番で、三役行司の木村容堂が土俵上で転倒するアクシデントがあった。

　立ち合いから激しくぶつかり合い、霧島が土俵際に押された際、霧島と木村容堂が接触する格好になり、徳俵の外側に両手を突いて転倒。すると衝撃の大きさから、かぶっていた烏帽子が飛び、右足の草履も脱げてしまった。それでも熱戦を繰り広げる両力士の動きから目を離すことはなく、烏帽子をかぶり直し、呼び出しから渡された草履もはき直し、霧島が寄り切って勝った一番を裁いた。

　壮絶なシーンにＳＮＳでは「行司さん大丈夫かな？」「アクシデントあったけど見上げたプロ根性！」「冷静さ取り戻してたね」「大変な仕事だ」「今場所はいろんなことが起こるね」といった反響が集まっていた。