大橋悠依 400個メで久々V 3月の五輪選考会へ最善尽くす「いいレースできるように」

 「競泳・北島康介杯」(20日、東京アクアティクスセンター)

 女子400メートル個人メドレー決勝が行われ、21年東京五輪2冠の大橋悠依(28)=イトマン東進=が、4分39秒25で優勝した。昨年の世界選手権代表の成田実生(金町SC)は、4分45秒36で5位だった。同男子では本多灯(イトマン東京)が2位に入った。

 テンポよくストロークを刻んだ。大橋は前半200メートルを2位で折り返すと、第3泳法の平泳ぎから猛追。トップに立つと、最後まで逃げ切った。若手が台頭し、近年は頂点を譲ってきた400メートル個人メドレー。「久しぶりに表彰台の真ん中に立ててうれしい」。新年1発目の得意種目レースで好スタートを切り、笑みがこぼれた。

 国際大会派遣選考会(3月17~24日、東京アクアティクスセンター)までは約2カ月。昨年の世界選手権(福岡)は同200メートルに絞ったが、今回は状態によっては同400メートル出場も視野に入れる。「自分のやるべきことをやって、3月にいいレースができるように」。五輪女王が2度目の夢舞台へ向けて最善を尽くしていく。

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