受難が続く宇良 土俵下まで飛ばされ7敗目 6日目には顔面から土俵に落下 初日には横綱に腕を極められあらぬ方向に

 宇良(右)を破った若元春(撮影・棚橋慶太)
 高安(後方)に上手投げで敗れた宇良=19日
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 「大相撲初場所・8日目」(21日、両国国技館)

 宇良が若元春に敗れ1勝7敗となった。

 勢いよく若元春にぶつかっていったが、最後は劣勢となり、押し出されて土俵を割ってしまった宇良。土俵の下まで吹き飛ばされる一番に国技館は騒然となり、勝った若元春も心配そうに宇良の様子を見つめた。

 宇良が起き上がると、若元春は静かにうなずいて勝ち名乗りへ。今場所の宇良は初日の横綱照ノ富士戦で腕を極められて、あらぬ方向へ曲がったように見えるなどヒヤリとするシーンがあったが、6日目は高安の上手投げに対して顔面から土俵に落下。そしてこの日は土俵下まで落ちるなど、厳しい取り組みが続いている。

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