渡辺一平 男子200メートル平泳ぎV さすが元世界記録保持者「五輪の借りは五輪で返す」

 「競泳・北島康介杯」(21日、東京アクアティクスセンター)

 男子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、元世界記録保持者の渡辺一平(26)=トヨタ自動車=が昨年の世界選手権(福岡)銅メダル相当の記録となる2分7秒02で優勝した。女子200メートル個人メドレーは21年東京五輪2冠の大橋悠依(イトマン東進)が、日本代表入りの条件となる派遣標準記録まで0秒01に迫る2分10秒71で制した。

 五輪イヤー初戦で好スタートだ。渡辺は序盤からトップに立つと、後続の猛追を振り切りゴール。強化期で疲労が蓄積している中、好タイムを記録し「この時期に、このタイムはすごくうれしい」と胸を張った。

 元世界記録保持者ながら、東京五輪代表落ちを味わった“お家芸”のエース。「五輪の借りは五輪で返す。世界のトップに返り咲いている姿を思い描いて頑張って行けたら」と誓った。

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