バレーボール男子日本代表のエース、西田有志（２３）＝パナソニック＝が２１日、日本テレビ「Ｇｏｉｎｇ！Ｓｐｏｅｔｓ＆Ｎｅｗｓ」に出演。妻で女子代表の主将である古賀紗理那との秘話を語った。

　２２年に原因不明の体調不良に見舞われた西田。「最初は熱と頭痛。ＰＣＲやインフルエンザの検査はクリアして、練習試合に行ったけど、行く最中に悪寒がやばすぎて。その日の夜に寒すぎて起きたら、シーツが透けるぐらい汗かいてて。だんだん顔も白くなって息切れも激しくて、プレーどころじゃなかった」と、振り返った。

　「携帯で調べると色んな病気の名前が出てきて、見る度に不安になって毎回検査にいった。血液検査だけで１０回以上してる。あの時はだいぶ苦しかった」と、不安の中で支えてくれたのが古賀の存在だった。「ずっと家に居ても頭おかしくなるので。奥さんの家にいって。甘えさせてもらった。しゃべり相手がいないとキツいし、１人でご飯食べるのもなんか嫌だったので。本当に支えてくれた。いなかったら、今こんな元気じゃなかった」と、感謝を語った。

　夫婦で出場を目指すパリ五輪。「彼女も五輪に出ることより勝つことが目標。僕もより努力しないと。メダルを取りにいきたい」と、誓った。