若隆景5連勝で関取復帰確実「一番一番、一生懸命とろうと思ってやっている」

 阿武剋(左)を肩透かしで下した若隆景(撮影・開出牧)
 阿武剋(右)を肩透かしで破った若隆景(撮影・棚橋慶太)
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 「大相撲初場所・9日目」(22日、両国国技館)

 元関脇で西幕下筆頭の若隆景(荒汐)が5連勝を飾った。阿武剋(阿武松)を下からおっつけて土俵際まで押し込み、タイミングよく肩すかし。22年の学生横綱で勝ち越しを決めていたホープに格の違いを見せつけ「悪くなかったんじゃないかな。一番一番、一生懸命相撲をとろうと思ってやっている。いいんじゃないかなと思ってます」と淡々と振り返った。

 昨年春場所後に右膝靱帯(じんたい)の再建手術を受け、幕下まで番付を下げた昨年九州場所で復帰。今場所は取り口も力強さを増した。膝の状態も「徐々によくなっている」と明かした。

 西幕下筆頭で5勝目を挙げ、春場所の再十両は確実。「それは考えずに。あと2番ある。一番一番集中して、一生懸命やりたい」と、気を緩めることなく残りを見据えた。

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