卓球10歳の松島美空がジュニア初戦突破、15歳張本美和に挑戦状も同じ組に入り「あ~」と苦笑い「めちゃくちゃ強い」

 1回戦を戦う松島美空(撮影・伊藤笙子)
 1回戦、第2セットを落とし泣き出す松島美空。涙を拭うタオルを持つ手には「じしんもって」の文字が(撮影・伊藤笙子)
 1回戦に勝利し、カメラに向かってピースする松島美空(撮影・伊藤笙子)
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 「卓球・全日本選手権」(22日、東京体育館)

 大会が開幕し、ジュニア女子1回戦が行われた。Tリーグ最年少出場記録を持つ小学4年の松島美空(10)=京都カグヤライズ=は、中学生の松下愛菜(明誠U15)に3-1で勝利し、2回戦に進出。23日にもう1勝して3回戦まで進めば、世界ランク15位の張本美和(15)=木下アカデミー=との対戦となるだけに「張本美和ちゃんのところまでいきたい。(最低でも)2ゲームを取って、最終的には勝てるように頑張りたい」と声を弾ませた。

 将来期待のサウスポー。9歳で初出場した昨年大会はジュニアで2勝挙げたものの、3回戦で敗退。前回超えを期していたが、今回の組み合わせが決まり、優勝候補筆頭で第1シードの張本のブロックに入った。

 松島は「前回(3回戦)より上に行くことは…うーん。(張本は)めちゃくちゃ強い人で、(3回戦で当たることに)あ~ってなった」と苦笑いを浮かべつつ、「最終的に勝つことが目標。かなえられるように頑張りたい」と気合を入れた。

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