10歳・松島美空「85点」初戦突破 3回戦まで進めば張本美和と対戦「勝てるように頑張りたい」
「卓球・全日本選手権」(22日、東京体育館)
大会が開幕した。ジュニア女子1回戦が行われ、Tリーグ最年少出場記録を持つ小学4年の松島美空(10)=京都カグヤライズ=は、中学生の松下愛菜(明誠U15)に3-1で勝利し、2回戦に進出。23日に3回戦まで進めば、世界ランク15位の張本美和(15)=木下アカデミー=と対戦する。23日から行われる男女シングルスはパリ五輪代表選考の最終対象大会となり、女子の2枠目を争う平野美宇(23)=木下グループ=と伊藤美誠(23)=スターツ=らスーパーシードの有力選手は、26日の4回戦から登場する。
10歳の松島は初戦を突破し、コーチの父卓司さんと喜び合った。「今日は自分のプレーができた。(自己採点は)85点」。23日にもう1勝すれば、第1シードで優勝候補の張本と激突する。「張本美和ちゃんのところまでいって、(最低でも)2ゲームを取って、最終的には勝てるように頑張りたい」と意欲を燃やした。
Tリーグで最年少出場記録を持つホープは、初出場だった前回大会で2勝を挙げ、3回戦敗退。ただ、今回は張本と同じ組に入ってしまい、「前回より上に行くことは…うーん。(張本は)めちゃくちゃ強い人で、(3回戦で当たることに)あ~ってなった」と苦笑いしつつ、「最終的に(張本に)勝つことが目標。かなえられるように頑張りたい」と気合を入れた。