バドミントン わたがしペア「久しぶりの優勝うれしい」五輪イヤー初戦Vから帰国
バドミントンのマレーシア・オープン混合ダブルスを制した渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)が23日、羽田空港に帰国した。渡辺は「久しぶりに優勝できてうれしい」と喜び、東野は「(前回大会の)去年は2位。いい状態で臨めた」と振り返った。
21年東京五輪銅メダルの実力ペア。昨年12月の全日本総合選手権は「国内外の連戦による疲労蓄積や心と体のバランスを保つことがギリギリの状態」と渡辺がSNSで発表し、欠場。その後は練習を継続し、海外ツアーに標準を合わせてきた。
昨年5月に始まった24年パリ五輪選考レースは、いよいよ大詰め。現在世界ランキング2位で、日本勢1番手と出場圏内だ。選考レース終了の4月28日まで調子を維持すれば、2大会連続の夢舞台は確実なものとなる。
次戦はフランス・オープン(3月5~10日)に出場する。東野は「パリ五輪は頭の片隅に置いて臨みたい」と自然体を強調し、東野は「パリ五輪と同じ会場。今いい形できているので継続できたら」と意気込んだ。