15歳の張本美和、10歳松島美空を3-0で圧倒「天才少女」対決で貫禄勝利

 松島美空(左)と対戦する張本美和(撮影・西岡正)
 張本美和(右)にストレート負けし、悔しそうに引き揚げる松島美空(撮影・西岡正)
 張本美和に圧倒され、悔しそうに水を飲む松島美空(撮影・西岡正)
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 「卓球・全日本選手権」(23日、東京体育館)

 ジュニア女子3回戦が行われ、世界ランク15位の張本美和(15)=木下アカデミー=が、Tリーグ最年少出場記録を持つ小学4年の松島美空(10)=京都カグヤライズ=を3-0のストレートで下し、4回戦に進出した。

 新旧の「天才少女」対決となったが、国内外でトップ選手に成長した張本が10歳のホープに貫禄を見せつけた。失点しても慌てることなく相手の届かないコースを狙い、11-5、11-6、11-6と圧倒。一般の部の女子シングルスでも優勝候補に挙げられるスーパー中学生が、今大会の初陣で快勝発進を果たした。

 一方、2試合を勝ち抜いて張本戦までこぎつけた松島は前日、「張本美和ちゃんのところまでいきたい。(最低でも)2ゲームを取って、最終的には勝てるように頑張りたい」と語っていたが、ジュニアの部では前回と同じ3回戦で力尽きた。一般の部のシングルスにも出場する。

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