15歳張本美和が圧巻のジュニア2連覇 全日本選手権3冠に向けて好発進

 ジュニア女子決勝で面手凜(手前)からマッチポイントを奪いガッツポーズを決める張本美和(撮影・開出牧)
 ジュニア女子決勝でレシーブする張本美和(撮影・開出牧)
 ジュニア女子で2連覇を飾り表彰式で会心の笑みを浮かべる張本美和(撮影・開出牧)
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 「卓球・全日本選手権」(24日、東京体育館)

 ジュニア女子決勝が行われ、世界ランク15位の張本美和(15)=木下アカデミー=が、面手凜(岡山・山陽学園高)に3-0でストレート勝ちし、2連覇を飾った。今大会ジュニア、女子シングルス、同ダブルスの3種目で優勝候補と目されるスーパー中学生が、3冠も視野に好発進した。

 張本は1学年上の相手を11-3、11-5、11-9と、つけいる隙を与えず圧倒。シニアでも優勝候補の一角と化した15歳のホープは、ジュニア世代では格の違いを見せつけた。

 今大会が最終選考対象となるパリ五輪代表選考レースでは現在5番手。2枠のシングルス代表には届かなかったが、昨年11月の選考会を制すなど国内外で猛アピールしており、強化本部推薦となる3枠目の団体戦代表には選出される可能性も残されている。

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