早田ひな「なんで2枠しかないの?」平野美宇VS伊藤美誠の壮絶五輪代表争い決着で率直な思い吐露「残酷」「卓球人生の面白さ」

 長崎美柚(手前)と戦う早田ひな(撮影・吉澤敬太)
 ポイントを奪い喜ぶ早田ひな(撮影・吉澤敬太)
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 「卓球・全日本選手権」(27日、東京体育館)

 パリ五輪代表選考の最終対象大会として女子シングルス準々決勝が行われ、パリ五輪代表を決めている早田ひな(23)=日本生命=は長崎美柚(21)=木下グループ=を4-0のストレートで撃破し、4強入りを決めた。28日に行われる準決勝、決勝で2年連続3度目の日本一を狙う。

 前日、パリ五輪シングルス代表の残り1枠を争っていた伊藤美誠(23)=スターツ=が6回戦で敗退し、僅差で争っていた平野美宇(23)=木下グループ=が自身初のシングルス切符をつかみ取った。

 連覇を狙う早田は「自分のことで精いっぱいで他の選手を気にしている余裕はない」と前置きした上で、前日の同級生の盟友2人の壮絶な決着を映像で見たといい、「パリ五輪の(シングルスの)切符は2つしかなくて残酷」「なんで(シングルス代表は)2枠しかないのかなって、やっぱり率直に思う」と本音を吐露した。

 東京五輪で補欠となった自身の経験も踏まえ、「勝った人も負けた人もこの経験を経て、人としても卓球も成長していくとは思う。私も東京五輪の時に悔しい思いをして(成長できた)。それがある意味、卓球人生の面白さ。自分の大好きな卓球をやっていく上で、楽しい(だけ)で終わることは絶対にない。苦しい経験をしながら、引退したときには卓球をやってきてよかったと言える日が来ると思うので、自分自身もそういう形でやっていきたい」と思いをぶつけた。

 早田は現在日本のエースに君臨しているが、小学生時代から争ってきた平野、伊藤の存在について「あの2人が雲の上の存在。今でも自分が断トツで1位のつもりはない。あの2人が(上に)いてこそ、今の私の立場がある」と強調。また、無念のシングルス代表から落選となった伊藤をおもんぱかった上で「伊藤選手の分もシングルスは絶対金メダルを取りにいきたいという覚悟」と思いを強くしていた。

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