関脇琴ノ若が大関霧島撃破で2敗死守 横綱照ノ富士と首位並走で千秋楽へ 3敗後退の霧島は綱とり厳しく

 霧島(左)を寄り切りで破った琴ノ若(撮影・開出牧)
 分厚い懸賞を手に引き揚げる琴ノ若(撮影・開出牧)
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 「大相撲初場所・14日目」(27日、両国国技館)

 大関とりがかかる関脇琴ノ若は綱とりがかかる大関霧島との2敗対決を寄り切りで制し、2敗を死守した。横綱照ノ富士と並び、首位をキープしたまま千秋楽へとむかう。

 最初、2度目の立ち合いは呼吸が合わず、琴ノ若が先に立ち、突っかかってしまい、2度仕切り直しに。3度目で立ち合うと、琴ノ若は霧島ののど輪に少し動きを止められる場面もあったが、左にいなして、うまく体を入れ替え、霧島の背後に回り、そのまま土俵外へと追いやった。琴ノ若は大関昇進が見えてくる大きな1勝。3敗となった霧島は優勝争いから後退。綱とりは厳しくなった。

 横綱照ノ富士は大関豊昇龍が休場したため不戦勝で2敗をキープした。

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