女子決勝はエース早田ひなVS15歳張本美和 ともに準決勝は圧巻4-0ストレート勝利で頂上決戦へ

 決勝進出を決め笑顔で引き揚げる早田ひな(撮影・吉澤敬太)
 ポイントを奪い、叫ぶ張本美和(撮影・吉澤敬太)
 決勝進出を決めた張本美和(下)と笑顔でタッチする平野美宇(撮影・吉澤敬太)
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 「卓球・全日本選手権」(28日、東京体育館)

 女子シングルス準決勝が行われ、パリ五輪代表を決めている早田ひな(23)=日本生命=は、22年高校女王の赤江夏星(19)=デンソー=を4-0のストレート勝ちで退け、2年連続3度目の頂点に王手を懸けた。15歳の張本美和(木下アカデミー)も横井咲桜(ミキハウス)を4-0で退け、大会史上最年少制覇に王手。午後2時開始の決勝で、現エースと若手成長株による頂上決戦が実現する。

 早田は盤石の戦いぶりで決勝に駒を進めた。前日、平野美宇から金星を挙げるなど、ノーシードから勝ち上がってきた新鋭の19歳の挑戦を真っ向から受け止めた上で、1ゲームも譲らずに圧倒。女王の貫禄を見せつけた。

 隣のコートでは、快進撃を続ける15歳の張本が、2大会連続4強の横井をストレートで圧倒。15歳7カ月で優勝すれば、平野美宇の16歳9カ月を超える史上最年少記録となる。

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