敗れた横井が張本美に脱帽「打点もスピードも前より速い」、早田に敗戦の赤江「どうしたらいいか分からなくなってしまった」
「卓球・全日本選手権」(28日、東京体育館)
女子シングルス準決勝が行われ、横井咲桜(ミキハウス)が15歳の張本美和(木下アカデミー)に0-4で敗れた。
横井は第1ゲームから流れを握られ、張本の強打に翻弄(ほんろう)された。フォアに振られた鋭いカウンターに反応できないことが多く「打点もスピードも前より速い」と、15歳の驚異の成長速度に脱帽した。
準々決勝で平野美宇(木下グループ)を撃破したノーシードの赤江夏星(デンソー)も、早田ひな(日本生命)にストレート負け。今大会で手応えのあったレシーブをロングサーブなどで封じられ、「自分の持っている力を出す前に終わってしまった。試合中にどうしたらいいか分からなくなってしまった」と白旗を揚げた。