大阪国際女子マラソン、残り1枚のパリ五輪切符かけ松田瑞生、前田穂南が5キロで先頭集団 ペースメーカーは新谷仁美
「大阪国際女子マラソン」(28日、ヤンマースタジアム長居発着)
今夏のパリ五輪の出場権をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジとしてスタートした。5キロでは、初の五輪出場を目指す松田瑞生(28)=ダイハツ、21年東京五輪代表の前田穂南(27)=天満屋、佐藤早也伽(29)=積水化学=らが先頭集団でしのぎを削った。ペースメーカーは女子マラソンで日本歴代2位の記録を持つ新谷仁美(積水化学)が務めている。
パリ五輪代表選考では、昨秋のMGC1位の鈴木優花(第一生命)と2位の一山麻緒(資生堂)が出場権を獲得。3枠目は資格を持つ選手の中でファイナルチャレンジ(大阪国際女子、名古屋ウィメンズ)で設定記録の2時間21分41秒を突破者がいれば、その最上位者に決まり、突破者がいなければMGC3位の細田あい(エディオン)となる。
5キロ地点の通過タイム(速報値)は16分32秒。2時間21分41秒の設定記録を上回るペースでレースは進んでいる。