戸上隼輔が3連覇王手 吉村真晴に執念の4-3逆転勝ち 男子決勝は張本智和との「パリ五輪代表対決」実現
3枚
「卓球・全日本選手権」(28日、東京体育館)
男子シングルス準決勝が行われ、パリ五輪代表を確実にしている戸上隼輔(22)=明大=が16年リオデジャネイロ五輪代表の吉村真晴(30)をフルゲームの末、4-3で撃破した。3連覇に王手を懸け、決勝は張本智和(20)=智和企画=と五輪代表同士の頂上決戦となる。
壮絶なラリー戦となったが、戸上が劇的な逆転勝利で駒を進めた。第1ゲームから先取され、常に劣勢となったものの、執念で追いついてフルゲームに突入。最終ゲームも先攻される苦しい展開となったが、勝負どころで底力を発揮し、意地を見せるベテランを退けた。