松田瑞生「何も思い残すことはないと言い切れる」 笑顔の写真を投稿 レース直後は号泣も 大阪国際女子マラソン3位

 松田瑞生
 松田瑞生インスタグラム(@u5uv3v)より
 松田瑞生インスタグラム(@u5uv3v)より
3枚

 28日の大阪国際女子マラソンで3位となった松田瑞生(ダイハツ)が29日、自身のSNSを更新。レースの写真に加え、恩師のダイハツ・山中監督や家族との笑顔の写真をアップした。

 松田は「何も思い残すことはないと言い切れるほどに充実した合宿期間を送ることができ、調整もしっかり合わせられて自信を持ってスタートラインに立つことができました。結果に繋げることが出来なかったけれど、この日を迎えるまで自分自身と本気で向き合い競技に打ち込むことが出来ました」と投稿。また「だからこそ私が見えていた走る景色は美しかったです。最後の最後まで絶えぬ大声援を聞きながら走ることが出来て本当に幸せでした。大好きな大阪で最後の五輪へのチャレンジが出来てよかったです。私に関わってくれた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。沢山の温かいご声援ありがとうございました」と感謝した。

 同大会は、パリ五輪の出場権をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジとして行われた。松田の高校の後輩でもある前田穂南(天満屋)が、2005年ベルリンマラソンで野口みずきが作った2時間19分12秒の日本記録を19年ぶりに更新。日本人トップの2位となり、五輪代表に大きく前進した。

 松田はレース直後、フィニッシュエリアからしばらく動けず、家族にねぎらわれて泣きじゃくった。大会事務局を通して、「(パリ五輪選考がかかる)3月(の名古屋ウィメンズ)は確実に挑戦しない。悔しい以上にやり切った気持ち」と引退の可能性も示唆していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス