ワリエワ処分で北京五輪団体は米国が繰り上がり金メダルに 米五輪委が発表「IOCに確認。祝賀会を始めよう」
米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は30日、公式Xを更新。スポーツ仲裁裁判所(CAS)は29日、世界反ドーピング機関(WADA)から提訴されていた22年北京五輪期間中にドーピング陽性が発覚したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(17)=ロシア=について、21年12月25日からの4年間の資格停止処分を認める裁定を下したことを受けて、米国が北京五輪団体戦の金メダルに繰り上がることを国際オリンピック委員会(IOC)に確認したと発表した。
サラ・ハーシュランドCEOの声明として「IOCと話し、22年北京冬季五輪の団体戦で米国フィギュアスケートチームが金メダルを獲得したという素晴らしいニュースを確認した。祝賀会を始めよう」と、表明した。男子シングルを制したネーサン・チェンは2冠となる。
CASは前日に出した裁定の中で、最終判断はIOC、ISUとしていた。ROCの金メダルが剥奪となる場合、3位だった日本が銀メダル、4位だったカナダが銅メダルに繰り上がることになる。
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