伊藤美誠も選出 2月の世界卓球団体戦代表に張本美和ら男女各5人 推薦枠は木原美悠&松島輝空
日本卓球協会は31日、世界選手権団体戦(2月16日開幕、韓国・釜山)に出場する日本代表選手を発表した。男女各5人で、パリ五輪代表選考ポイント上位4人に加え、強化本部推薦1枠として、女子は選考ポイント5番手の木原美悠(19)=木下グループ=を選出。男子は、選考ポイントは14番手ながら、世界ランクでは日本勢3番手につける松島輝空(16)=木下アカデミー=が抜てきされた。また、女子でパリ五輪シングルス代表を逃し、団体戦の辞退の可能性を示唆するなど進退に言及していた伊藤美誠(23)=スターツ=も選考基準通りメンバー入りした。
メンバーは以下の通り(☆パリ五輪シングルス代表)。
【女子】
☆早田ひな(23)=日本生命
☆平野美宇(23)=木下グループ
伊藤美誠(23)=スターツ
張本美和(15)=木下アカデミー
木原美悠(19)=木下グループ
【男子】
☆張本智和(20)=智和企画
☆戸上隼輔(22)=明大
篠塚大登(20)=愛知工大
田中佑汰(23)
松島輝空(16)=木下アカデミー
今大会は男女各40チームが8組に分かれて1次リーグを実施し、各組上位3チームが決勝トーナメントに進む。8強入りすれば、パリ五輪の団体出場権とともに、シングルスの2枠を獲得できる。
なお、2年間のパリ五輪代表選考レースは今月行われた全日本選手権で終了し、女子は早田、平野、男子は張本智、戸上がシングルス切符を獲得。3枠目となる団体戦代表は強化本部推薦で決まり、2月5日に発表される。