大の里 相撲教習所を卒業「ハードスケジュールでしたね」5時起床で通う日々 得意科目は「習字」

 大相撲の幕内大の里(二所ノ関)が1日、両国国技館で行われた相撲教習所の卒業式に出席した。昨年6月の入所から8カ月。卒業証書を手にし「充実した教習所生活が過ごせた。やっと終わったなと。相撲のことで初めて知ったこともあった。いい糧として頑張りたい」と、晴れやかな表情を浮かべた。

 二所ノ関部屋の所在地は茨城県阿見町。国技館までは1時間20分かかる。大の里は朝5時前後に起床して通い続けた。「ハードスケジュールでしたね。朝から大変だった」と苦労を明かしつつ「みんな通って来た道。卒業できたのでよかった」と感慨。得意科目は「習字」(書道)だったと明かした。

 教習所通いの間に、番付は幕下から幕内に出世。新入幕の初場所では、11勝を挙げて敢闘賞も獲得した。まだ、ざんばら頭の大器は「今は休みなので、相撲のことを忘れてゆっくりしている。息抜きしていますよ」と充電中。春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の目標を「ケガなく勝ち越しを目指して頑張ることが大事。それだけですね」と掲げ「来週から相撲のことをまた考えて頑張ります」と意気込みを口にした。

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