SP首位の鍵山優真「アイムハッピー」 2位に7点以上の差をつけ圧倒「自信を持って演技ができた」

 男子SPで演技する鍵山優真
 男子SPで演技する佐藤駿
 男子SPで演技する山本草太
3枚

 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(1日、上海)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、初優勝を狙う22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(20)=オリエンタルバイオ・中京大=が106・82点の今季自己ベストで首位発進した。

 冒頭の4回転サルコーを4・16点もの加点がつく出来栄えで成功させると、続く4回転-3回転の連続トーループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も決めた。圧巻の演技で、2位以下に7点以上もの差をつけてリードした。

 鍵山は試合後の記者会見で「アイムハッピー」と英語で喜んだ。「今大会は本当に日本で練習している時から勝ちにこだわって、とにかく全力で攻めた演技ができるように意識して練習していました。全日本選手権の時にショートで4回転サルコーを失敗して、父から自信が足りないと言われた。今日は自信を持って演技ができた」とうなずいた。

 20年大会で銅メダルを獲得しているが、優勝経験はない。「前回の四大陸はジュニアで出てて、シニアでの四大陸選手権は初めてなので。2回目というより初めて出る感覚が近い。のびのびと滑れた」と振り返りつつ、「まだタイトルをとったことがないので、そこを意識しながら、優勝できるように頑張りたい」と意気込んだ。

 佐藤駿(19)=エームサービス・明大=が99・20点の自己ベストで2位、チャ・ジュンファン(韓国)が95・30点で3位、山本草太(24)=中京大=が94・44点の今季自己ベストで4位だった。男子フリーは3日に行われる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス