木原美悠 人生初の“0-11”に驚き「想像してなかった」逆転勝利もショック隠せず「0点にされたことはずっと心残り」

 「卓球・Tリーグ、日本生命3-2神奈川」(3日、カルッツかわさき)

 女子で首位の神奈川は、2位の日本生命に2-3で敗れた。第1試合のダブルスは、全日本選手権優勝の「Wみゆう」長崎美柚、木原美悠組が0-2でストレート負け。第2試合は張本美和(15)が孫銘陽(中国)に苦杯を喫した。第3試合は張瑞(中国)が白星を挙げ、第4試合は木原が孫芸禎(中国)を撃破して追いついたが、1ゲーム先取のビクトリーマッチで張本が再び孫銘陽に屈し、惜敗となった。

 木原は第4試合で、中国選手に3-2と逆転勝ちしたが、第1ゲームはまさかの0-11で落とし、1点も奪えなかった。卓球人生初の屈辱だったといい、「0点は想像してなかった。1点くらい取れるやろと(思っていた)」と驚きを隠せない様子。その後は対応力と勝負強さを発揮して逆転したもののショックは大きく、「0点にされたことはずっと心残り。初めてです(笑)。(自分のボールが)相手のコートに入らなくて、すごくショボンとした。でも、このままやったらまた0点でやられるので、ミスしても全力でやることだけを意識した」と、苦笑いしながら振り返った。

 全日本選手権のシングルスでは準々決勝で敗退したが、2年間のパリ五輪代表選考レースは5位でフィニッシュ。世界選手権団体戦(2月16日開幕、釜山)の代表にも5枠目の強化本部推薦で選ばれた。「5番目に選ばれて、その前に(Tリーグで)今日と明日の2試合があるってことで準備していた。明日しっかり最後に仕留めて、世界卓球前にいい状態で臨みたい」と決意を込めた。

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