鍵山優真が初V!「ホッとしてます」フリー、合計今季自己最高でシニア主要国際大会初制覇 佐藤駿2位、山本草太4位 四大陸選手権

 演技する鍵山優真
 演技する鍵山優真
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(3日、上海)

 男子フリーが行われ、22年北京五輪銀メダルでショートプログラム(SP)首位の鍵山優真(20)=オリエンタルバイオ・中京大=がフリー200・76点、合計307・58点の共に今季自己ベストで初優勝を果たした。シニアの主要国際大会では初の頂点となった。

 鍵山は4回転サルコーを着氷。4回転フリップは乱れたが、その後のジャンプは全て降りた。演技後は氷に両手を当てた後に悔しげな表情を浮かべた。

 場内インタビューでは「まずはショート、フリーと見て下さって応援して下さってありがとうござました。センキュー、シェイシェイ」と笑顔であいさつ。「今日のフリーは4回転フリップに新しくチャレンジして、結果的にステップアウトにはなってしまったんですけど、しっかりしめきることができて、そのあとも諦めずに一応全ジャンプを降りることができたのでひとまずホッとしています」と振り返り、「今日はこの結果をしっかりと受け取って喜びたいと思いますし、あとは3月の世界選手権に向けて何ができるか、もっともっと上を目指すために何が必要か考えてもっといい演技ができるように頑張りたい」と意気込んだ。

 SP2位の佐藤駿(19)=エームサービス・明大=がフリー175・39点、合計274・59点で2位、SP3位のチャ・ジュンファン(韓国)がフリー177・65点、合計272・95点で3位、SP4位の山本草太(24)=中京大=がフリー168・99点、合計で今季自己ベストの263・43点で4位だった。

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