女子もSC軽井沢クがV王手 最終10エンドに大逆転 スキップ上野美優がスーパードロー成功で2点「信じてなげることができた」 4日決勝で道銀と対戦

 第1エンド、ショットを放つSC軽井沢クラブの上野美優(代表撮影)
 第4エンド、ショットを放つSC軽井沢クラブの西室淳子(中央)=代表撮影
第4エンド、ショットを放ち声を出すSC軽井沢クラブの上野美優(代表撮影)
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 「カーリング・日本選手権」(3日、どうぎんカーリングスタジアム)

 女子準決勝が行われ、昨年準優勝のSC軽井沢が中部電力を6-5を下し、優勝に王手をかけた。今大会から26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の代表選考がスタート。優勝チームは代表候補となり、世界選手権(3月16日~24日、カナダ)の代表に決まる。

 最後に訪れたチャンスをつかんだ。第7エンドにスチールを許し、1点ビハインドで迎えた最終エンド。スキップの上野美優が、針の穴を通すような好ショットを放って2点を獲得し、大逆転した。「プレッシャーのかかるドロー(ショット)ではあったんですけど、(仲間を)信じて投げることができてよかった」と胸を張った。

 4日の決勝は、2次リーグで敗れた北海道銀行と対戦する。セカンドの西室淳子は「私たちが新時代を作って主役になります」と力強く宣言。上野は「2次リーグは自分たちの形に持って行けなかった。そこを修正して、もっといいパフォーマンスができるように。4人全員がショットをつなげて楽しんでいきたい」と雪辱を誓った。

 ◆カーリング・五輪への道

 五輪日本代表候補チームは①24年日本選手権優勝、②24年世界選手権出場、③25年日本選手権優勝、④25年世界選手権出場、⑤25年日本選手権直前のWCFチームランキング最上位チームかつ24年、25年日本選手権のいずれかで3位以内となったチーム、の中から選考する。いずれかを満たすチームが1チームしかない場合はそのチームが日本代表候補となる。複数ある場合は25年9月末までに該当チームで代表候補決定戦を行う。五輪の出場枠は24、25年世界選手権でのポイントで決まる。

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