元朝青龍“ねぎらいのキス” 元大関栃ノ心の断髪式に出席

 昨年の大相撲夏場所で現役を引退した元大関栃ノ心のレバニ・ゴルガゼ氏(36)の引退相撲が4日、東京・両国国技館で行われた。断髪式には、横綱照ノ富士ら約300人が参加。最後は師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)が止めばさみを入れ、大銀杏(おおいちょう)を切り落とした。

 元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(43)も断髪式に出席した。紺のスーツに丸めがね、あごひげを蓄えた姿で、拍手を浴びながら土俵へ。はさみを入れると、元栃ノ心の頬にキスし、ねぎらいの言葉をかけた。「現役の頃に対戦したことがあるし、稽古して仲良くしていた」と思い出を振り返り「OB、先輩としてお祝いにきた。同じ土俵で戦った外国人として、ちょっと特別ですね」と思いを語った。

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