先代高砂親方夫人の恵さん お別れの会で涙止まらず「主人のことがフラッシュバックして」気丈に感謝の思い語る

 大相撲で大関朝潮として「大ちゃん」の愛称でも親しまれた先代高砂親方(長岡末弘さん)のお別れの会が5日、都内のホテルで行われ、多くの著名人が駆けつけた。

 女将として支えてきた恵さんは涙を流しながら「たくさんの方に温かい気持ちで見守ってもらって、応援していただいたこと、本当に感謝申し上げる気持ちです」と語った。「本当はもっと他に(話す内容も)あって、ちょっともう、そこで何か言葉に詰まってしまって。本当に恥ずかしいことでございます」とき然と話した。

 その後、涙が止まらなくなり「主人のことがフラッシュバックしてまいりました。多分、この辺にいるんだろうなと思っています」と先代高砂親方への思いを明かした恵さん。「ごあいさついただきました理事長、ずっと今まで育ててくださいました日本相撲協会の皆様、近畿大学でずっと今まで応援して下さった皆様、多くのファンの方が見守って下さって、本当にもう感謝で。主人も少しみなさんと歓談したくて、お会いしたくて、感謝の気持ちを主人も伝えたかったんだろうなと思います」と感謝の気持ちを吐露していた。

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