瀬古利彦リーダー「アレ」連呼 大阪マラソン記録更新期待 大阪国際女子・前田穂南に続け

 「大阪マラソン2024」招待選手を発表した瀬古利彦氏
 「大阪マラソン2024」招待選手を発表した瀬古利彦氏(右)と大阪陸上競技協会・竹内章専務理事
 「大阪マラソン2024」招待選手を発表した瀬古利彦氏(右)と大阪陸上競技協会・竹内章専務理事
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 日本陸上競技連盟ロードランニングコミッションリーダーの瀬古利彦氏(67)が5日、大阪市内で行われた「大阪マラソン2024」(25日・大阪)の招待選手発表に出席し、大会記録更新に期待を寄せた。

 今大会は、瀬古氏の昨年来のリクエストにより折り返しや上り坂が減らされた。瀬古氏は「コース変更をかなえていただき、お礼申し上げたい。選手たちも意気に感じてアレをアレしてくれる!前田穂南さんもアレと言っていた。われわれも期待したい」と、昨年プロ野球で日本一になった阪神の岡田彰布監督が使い、1月28日の大阪国際女子マラソンを日本記録で優勝した前田穂南も記録更新を込めて口にした「アレ」を連呼した。

 今大会はパリ五輪男子マラソン代表の残り1枠を争うグランドチャンピオンシップ(MGC)「ファイナルチャレンジ」の対象レースの1つで、設定タイム2時間5分50秒を切ることが代表入りの条件。大会記録は昨年の2時間06分01秒で、パリを狙うには更新が必須となる。10月のMGCを制し、代表に内定している小山直城(27)=Honda=や土方英和(26)=旭化成=、高久龍(31)=ヤクルト=、井上大仁(31)=三菱重工=ら男子18人、女子9人が招待選手としてエントリー。出場を予定していたMGC4位・川内優輝(36)=あいおいニッセイ同和損保=は左臀部(でんぶ)の故障により欠場する。

 瀬古氏は「(ファイナルチャレンジで3月に開催の)東京マラソンにもすごい選手が出るので、五輪を狙うなら2時間5分50秒では抜かれる可能性がある。前田さんが大阪国際女子で走ったように、度肝を抜く走りをしないと決定打にならない」と分析。新コースについて「上り坂が1つ減ったので、後半ペースを上げるためのスタミナが維持できる」と話した。

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