五輪メダルにエッフェル塔 パリ大会、六角形でフランス表現

 表面(上)はフランス本土を「六角形」で表現し、五輪裏面(右下)はギリシャ神話の女神ニケ、パラ裏面(左下)は下から見上げたエッフェル塔が描かれた(大会組織委提供・共同)
 2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪のマスコット(左)とパラリンピックのマスコット(組織委員会提供、共同)
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 パリ五輪・パラリンピック組織委員会は8日、五輪とパラで選手に授与するメダルのデザインを発表し、パリを象徴する観光名所のエッフェル塔をあしらう地元色の強いものになった。メダルの中央部はフランス本土の形を表す「六角形」で表現し、エッフェル塔に使われているものと同じ鉄製の素材が埋め込まれた。周囲のぎざぎざで「フランスの威信」や「選手の輝き」を表現した。

 組織委によると、裏面は五輪ではギリシャ神話に出てくる勝利の女神ニケの後方にエッフェル塔が添えられ、パラでは下から見上げた際の塔が描かれた。フランスの高級宝飾ブランド「ショーメ」がデザインした。

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