馬瓜エブリン&ステファニー姉妹が躍動 スペイン撃破にエブリン「語彙力がなくなるくらいうれしい」

 第3クオーター、攻め込む馬瓜ステファニー(共同)
 20得点を挙げるなど奮闘した馬瓜エブリン(共同)
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 「バスケットボール女子・五輪世界最終予選、日本86-75スペイン」(8日、ショプロン)

 東京五輪銀メダルで世界ランク9位の日本が、国際バスケットボール連盟(FIBA)の公式戦で、5戦全敗だった同4位のスペインを86-75で撃破。強豪から殊勲の勝利を奪い、白星スタートを決めた。9日(日本時間10日)のハンガリー戦(同19位)で勝利すれば、グループの3位以上が確定し、3大会連続となる今夏のパリ五輪出場が決まる。

 馬瓜姉妹が躍動した。東京五輪時は姉のエブリンが5人制の、妹のステファニーが3人制の代表だったため、2人が日の丸を背負って同時にコートに立つのは初めて。エブリンはチーム最多タイの20得点を記録し、ステファニーは190センチ台の選手を相手に、インサイドで懸命に体を張った。シュートを決めた際は、お互いに肩をぶつけ合って雄たけびを上げる場面も。白星発進を決め、エブリンは「語彙(ごい)力がなくなるくらいうれしい」と声をはずませた。

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