羽生結弦さん 「もう少し無難なところ」にあれば「人生を楽に生きられたと思う」 自己分析したものとは?
タレントのタモリがMCを務めるテレビ朝日の「タモリステーション」が10日、放送された。「スポーツ×テレビ」とテーマに名場面を振り返る中で、フィギュアスケートで2015年GPファイナルで男子史上初となる3連覇を達成した羽生結弦さんを特集した。
同大会で330・43点の世界歴代最高記録(2017年までの採点方法)を出した演技を羽生さん自身が映像を見て振り返った。「この時のジャンプや精神状態は参考にしている」というフリーの演技では、3本の4回転のうち演技後半の1本について、「(4回転)トーループを跳べる確率自体が30~40%だった」と明かした。しかし、すべてを成功させ、330点超という未踏の領域に踏み込んだ。
「皆さんの目に映るのは結果なんです。結果が伴わなければ見てもらえないと僕は思っている」と羽生さん。一方で「目標設定が高くて、人よりも。だから、もう少し無難なところに目標設定をすれば、人生を楽に生きられたと思うけど」と苦笑いした。その上で「目標設定が高いからこそ、達成感がすごいのだと思うし、世界記録を塗り替えていけるようになったと思う」と自己分析していた。