2連続五輪 女子日本代表ペアが解散発表「別々の場所で新たな人生を」資金難乗り越えパリ目指すも 笑顔ショットに応援の声
セーリング女子49erFX級でリオデジャネイロ、東京五輪に出場した高野芹奈(25)と山崎アンナ(24)の“アンセナ”ペアのインスタグラムアカウントで、パリ五輪に向けた活動を終了することを発表した。
「この度は、これまで応援していただき見守ってきてくださった皆様にご報告があります。私たちチームアンセナは、パリオリンピックに向けた活動をしておりましたが、オリンピックキャンペーン活動を終了することを決めました」と報告。続けて、「2016年からチームを結成し、1度のオリンピック出場、そして2回のオリンピックキャンペーンを2人で経験できたことを心から誇りに思います。たくさんの方々のお力や応援があったからこそ、ここまで活動を続けることができ、私たちに関わってくださった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。」と、これまでの活動と感謝の気持ちを綴った。
「山崎と高野は、これから新たな人生を歩むことになりますが、別々の場所でお互い精進していきます!」とチームアンセナの解散を報告し、最後は改めて感謝の思いを伝えて締めくくった。
投稿された写真は、笑顔で肩を寄せ合う様子や競技中の勇ましい姿を公開している。
フォロワーからは「凄い悲しいニュースだけど、お互い次ぎのステージで頑張って!」「どんな道だろうと応援しています」「次のステップも楽しんで」と応援のコメントが寄せられている。
高野はリオ五輪に出場。東京五輪は山崎とペアで出場した。
東京五輪後、活動資金難になったアンセナは、前澤友作氏らにプレゼンする「セレブDM作戦」を実行した。それを知った滋賀県の医療機器メーカーYMIT(ワイミット)からオファーがあり2022年10月に入社。資金難を乗り越えて現在まで精力的に活動を行っていた。