大関豊昇龍が初優勝 トーナメント、琴ノ若は8強

 大相撲のトーナメント大会は11日、東京・両国国技館で行われ、右膝を痛めて初場所途中休場の大関豊昇龍が初優勝を果たした。決勝で平幕平戸海を上手投げで退け、賞金250万円などを獲得した。阿炎と遠藤が3位に入った。

 新大関琴ノ若は準々決勝で平戸海の上手投げに屈した。初場所で9度目の優勝を遂げた横綱照ノ富士は初戦の2回戦で明生に寄り切られた。

 首の負傷で初場所を途中休場した大関貴景勝は初戦の2回戦で姿を消した。大関霧島は3回戦敗退。新入幕の初場所で11勝を挙げた大の里は1回戦で敗れた。

 十両は千代翔馬が制した。

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